外壁や屋根の塗装は、マイホームの魅力を表現する重要な要素です。そのため、理想の色を選ぶことが極めて重要です。このため、色のイメージを明確にし、色選びの手助けをしてくれる色見本が欠かせません。色見本の種類と、それらの特徴を知っておくと、より効果的な色選び・色決めが可能になります。
- 塗料メーカーの色見本
各塗料メーカーでは、自社製品の色見本カタログを用意しています。Webサイトから閲覧できるほか、外装業者にも配布しています。メーカーごとに色の印象が異なるため、塗装工事を行う際には希望するメーカーの色見本から選ぶと良いでしょう。
- 一般社団法人日本塗料工業会の色見本帳
日本塗料工業会の色見本帳は、600種類以上の色を詳細に分類し、塗料色の基準を提供しています。選んだ色を忠実に再現する塗料を検索できるので、塗装のプロにとっても重要なツールです。
- A4版の色板見本
A4の大きなサイズで色を確認できるため、完成後のイメージをつかみやすいのが特徴です。ある程度色味を絞り込んだ後、最終確認のために利用するケースや、外壁に貼り付けて、実際の光の中で色合いを確認するケースが多くみられます。
- カラーシミュレーション
カラーシミュレーション機能を活用することで、屋根や外壁の様々な色の組み合わせを試すことが可能です。完成後の外観を事前にイメージできるため、色選びのミスを防ぎやすくなります。
※色見本は屋外での確認を忘れずに
色見本は室内で閲覧するだけでなく、屋外に持ち出して自然光の下でも確認しましょう。屋外と屋内では色の印象が異なるため、より現実に近い色の印象を得ることができます
