外壁塗装を高品質・低価格に

外壁塗装で後悔しない塗料選びのポイント

 

外壁塗装は、マイホームを守る重要な役割を担っています。しかし、塗料選びを間違えると劣化を招き、無駄な費用がかかることがあります。

外壁塗装における塗料選びのポイントは、次の4つです。

 

1.水性と油性の違い

塗料には「水性」と「油性」があり、さらに「1液型」と「2液型」に分かれています。

水性は水を溶剤としており、乾燥が速く、揮発性有機化合物(VOC)の放出が少ないのが特徴です。油性は油を溶剤としており、高度な耐久性能を誇ります。その一方で、VOC排出量が多い傾向があります。

「1液型」混ぜる手間なく使える塗料で、「2液型」は主材料に硬化剤を混ぜて使います。

 

2.予算とランニングコスト

大きな出費のため、コスト管理も重要です。着目点は、塗料のグレードです。種類によって価格差があり、高耐久・高機能ほど初期費用は高額です。しかし高級塗料は長期間劣化しにくいため、トータルでは低価格になる可能性があります。

予算を考える際は、初期費用だけでなく、塗り替えや廃棄費用といったトータルコストを考慮することが大切です。見積書では塗料代だけでなく、足場・養生費、廃棄処分費も確認しましょう。

 

3.耐久性

塗料の耐久性も、種類によって異なります。一般的に、「フッ素塗料・1種」は15年前後、「シリコン塗料・1種」は10年前後、「ウレタン塗料・2種」は8年前後、「アクリル塗料・2種」は、5年前後が目安です。※あくまで目安です

 

4.機能性

近年は、多彩な機能を備えた塗料が続々と登場しています。

例えば、藻やカビを防ぐ「防藻・防カビ性」、汚れにくい「低汚染性」、び割れに強い「弾性」、外気の熱影響を抑える「遮熱・断熱性」、結露発生を防ぐ「透湿性」などです。

4つのポイントを考慮し、マイホームにピッタリの塗料を選びましょう。