訪問販売を行う外壁塗装業者が、全部が全部悪徳業者とは限りません。しかし、訪問販売で外壁塗装を勧められた場合、注意が必要なのは確かです。
訪問販売でやって来た業者が信用できるかどうかは、その業者の具体的な実績や信頼性にもとづいて判断する必要があります。訪問販売自体、不正なビジネスモデルではないですし、なかには正直で信頼できる業者も存在するでしょう。しかし、訪問販売を悪用し、消費者を騙そうとする悪徳業者もいるのが現実です。
信用できるかどうかを判断する際には業者が過去に行った施工の質が判断要素になります。信頼できる業者であれば、施工例を見せてほしいと言うと、それを示すことを厭うことはないでしょう。顧客の質問に対して明確で理解しやすい回答を提供してくれるはずです。また、優良業者なら、資格の保持状況や保険への加入状況等についてもオープンにしてくれます。契約条件や保証内容が明確であれば信用できる業者と考えてよいでしょう。
一方、高圧的な販売手法を用いる業者は悪徳の可能性が極めて高いです。そうでなくとも、見積もりが不透明だったり、施工例を提供できなかったり、資格や保険について明確な説明をしてくれなかったりする業者は警戒した方がよいでしょう。特に、急いで契約させようとする言動や、不当に高い割引を提示してくる場合は慎重に対応した方がよいかもしれません。
訪問販売の外壁塗装業者を信用するかどうかは、こうした複数の要素を総合的に検討して判断することになりますが、可能であれば他の業者と比較することをおすすめします。業者選びではそれが大切です。
